年齢と共に気になってくるのが『白髪』
でも、まだ美容院などで白髪染めをするほどでもない白髪が少なめの人もたくさんいらっしゃるはず。

そんな方におすすめなのが手軽に始めれるグレー系のカラーリンスやカラーシャンプーです。
回数を重ねる度に少しずつ染まるので周りからの印象を変えすぎず自然に白髪が減った印象で若々しいイメージになる優れもの。
ただし、メーカーによってグレーの色味が全然違うので今回は、5つの商品を色味や髪の傷み方・香りなど色々な角度から検証してご紹介します。
白髪が気になり出したメンズにおすすめのカラーリンスなど5選
今回ご紹介するのは、表記で言うとリンスが3種とトリートメントが1種・シャンプーが1種です。
使い方などは商品によって微妙に違うのでしっかり説明文を確認して使用してください。
メンズビゲン カラーリンス ナチュラルブラック


メンズの白髪染めとして人気のメンズビゲンから一つ目のピックアップの『ナチュラルブラック』
ブラックと書かれているからかなり濃いのでは!?と思われるかもしれませんが一回の染めり具合は控えめなのでご安心を。
ただし!裏面に書かれている3分ほど放置するとゆうのは鵜呑みにしないことを覚えておいてください。
なぜなら、
- 全体にカラーリンスを塗るのに人によって時間のかかり方が違う。
- 人によって染まりやすさの違いがある。
- 一度濃くなると戻すのに時間がかかる。
などの理由から初回は、無駄になる可能性があったとしても全体にカラーリンスが塗れたらすぐにぬるま湯で流すことを強くオススメします。





今回は、メルカリで人工毛100%の髪を購入。天然の白髪に比べると少し黄色味があります。
元の髪とどれだけ違うかわかりやすくする為に片側に塗って1分半放置します。片側に塗るのにかかったのは約30秒です。
メンズビゲンは、塗っている時の匂いも爽やかなシトラスフルーツ系の香りでとても心地良く不快感は全くありません。


手袋なしの場合は、爪や指は少し染まってしまう可能性があるので気になる人はビニールの手袋などを用意しましょう。


ブリーチしている髪とゆう事もあって自然な髪に比べると色がとても入りやすい状態と考えると、一回の使用としてはちょうど良い染まり具合です。
赤や青・紫などの変な色みの主張もなく落ち着いた光沢のあるグレーはとても大人の雰囲気を纏えることでしょう。
ただ、今回使用している髪は元が黄色味があったのでこのような結果でしたが天然の白髪でやる場合は、白髪の量や染りやすさよって青系か紫系の色が強く出てしまう可能性もありそうです。
なので、やはり使う場合は時間を置いて一気に染めるのではなく少しずつ色を重ねて調整しましょう。
使ってみての髪の傷み具合も気にならなかったので髪や肌の相性+白髪の量が30%未満の人ならオススメの商品です。
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メンズビゲン カラーリンス トリプルプラス ナチュラルブラック


先程のカラーリンスの3倍の力を持っているとされているこちらのメンズビゲンのカラーリンス。
そんなん絶対に手袋必須やんって思ってたらちゃんと付けてくれてました。ありがたや。





こうゆう配慮ってすごく嬉しいですよね。
こちらの商品は、表記にもあるように染まる早さが凄いのでカラーリンスに慣れた人や他ので物足りなさを感じる人にオススメです。
間違っても一発目からこちらを使わないようにしましょう。
こちらは先程使ったもう半分に塗って同じ1分半放置した後に流して違いを比べていきます。
香りは、ほんのりフルーティーで心地の良い香り。


こうやって並べて比べると先ほどのナチュラルブラック(右)よりも更に黄色味が取れて、トリプルプラス(左)の方が一層グレーになった印象です。
ただここまで濃いと数回やって黒に近いぐらい濃いグレーにするのが最終目標になると思うのですが、それなら一回で黒にカラーリングしてしまう方がいいのでは?とゆうのが正直な感想です。
ですが、この染める早さや手軽さはとても魅力的なので
- なかなか美容院などに行く時間がないけど手軽にしっかり染めたい。
- ホームカラーの待ち時間もめんどくさい。
- 黒染めを長待ちさせたい。
こうゆう方には是非ともおすすめです。
大人のカッコいいグレーヘアを楽しむならノーマルのカラーリンス+ジェルかグリース。
しっかり白髪を黒くしたいorノーセットの日が多い人ならトリプルプラスが合いそうです。
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ルシード カラーリングPRO パーフェクトブラック


これまたとても染まりそうなカラーリンスがルシードから出ています。
こちらの商品は、ムラなく髪に付けるためにと手が染まらないようにブラシが箱の中に一緒に入っているので安心+初めてでもキレイに使えます。


ブラシは、真ん中部分が少し窪んでいるのでたれにくく使いやすそうな設計。カラーリンス自体も少しテクスチャーが硬めなのでブラシにしっかり乗ってくれます。
今回も同じ条件で半分に塗って1分半放置してからぬるま湯で流します。


流して乾かしてみると今回の検証した中でぶっちぎりの濃さでした。一回でここまで濃くなるなら白髪を無くしたいとゆう人にはかなりピッタリなのではないかと思います。
今まで白髪を染めたことがない人やあまり印象を変えすぎたくない人は使わないほうが無難です。
ブラシを使ったからか全体の均一感もキレイなので他の商品も全体に塗った後にブラシを通せば整った仕上がりになりそうです。


ただ、ブラシだけでは根本のキワキワまでは濡りにくいので気になる場合は、根本付近だけ手で軽く塗る形になります。
この濃さでも赤み・青み・紫や茶色などの色味が出てないことを考えるととても使いやすく色々な方におすすめ出来そうです。
Amazonルシード カラーリングPRO パーフェクトブラック
サイオス カラートリートメント FOR MEN ナチュラルブラックa


こちらは、表記がカラートリートメントとなっており髪もサラサラになりそうな印象。
テクスチャー的には、今回使った中で一番固さがあり香りも優しめのメントールと他とは少し違っていました。
他と同じように半分をにカラートリートメントを塗って1分半放置してからぬるま湯で流して行きます。


確かに1分半にしてはガツンと染まった印象でしっかりと色を付けたい人には好まれそう。



ただ、流している時から感じていましたがかなり青みが強いようです。
仕上がりも若干髪に黄色味が残っているからか深緑のような見た目になり白髪ならもう少し青色になります。
青系が好きな人にはオススメですがシンプルなグレー系が好きな人にはオススメしません。
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ロイド カラーシャンプー グロッシーブラック


今回唯一のカラーシャンプーのロイド。
カラーシャンプーは色味が薄いイメージがあるのですが最近のものはどうなんだろう?とゆうことで買ってみました。
シャンプーなのでサラサラのテクスチャーで真っ黒な物が出てきます。しかし、カラーリンスに比べるとお風呂場の壁などに付いてもすぐに流せば染まらないぐらいなので使いやすいです。



香りは、甘めのイチゴのようなフルーティーな匂いなので好きな人にはおすすめ。


こちらは、時間を置く指定もなかったので全体に塗って軽く揉んで泡立ててから流しました。
結果は、青さがしっかり際立つタイプのカラーシャンプーでした。
おそらく本当の白髪にするとかなり青くなりそうなので白髪をグレーにしたいとゆう目的には合わなさそうですが、ブリーチしている髪に青系の色にしたいなどの目的で使うなら色も調整できるし面白そうです。
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グレー系カラーリンスなどを使う際の注意点
手軽に白髪をグレーにして目立ちにくくできるカラーリンスですが慣れるまではいくつか注意点があるのでしっかり理解してから使用しましょう。
カラーリンスの注意点①
商品説明の時にも少し触れましたが、初めて使うカラーリンスを最初から時間をしっかり置いてガツンと染めないようにしましょう。
今回ご紹介した以外にも赤みの出やすいものや紫系になるものなどメーカーによって本当に色味や染まり方が全く違うので最初は少しもったいないかもですが全体に塗ったらすぐ流しましょう。
カラーリンスの注意点②
ついついやってしまう事なのですが、お風呂の壁やタイルが染まってしまうです。
優しくすすいでいるつもりなのに予想外のところに飛んでいて気づかず時間が経ってしまい擦っても取れなくなる…
応急処置としては、除光液を使えば多少は取れる事もあるので一度お試しください。



後、タオルは必ず黒系のものを使ってください。
タオルが染まるとどんなにすすいでも色が残っている可能性があるので100均で黒タオルを専用に購入しましょう。
カラーリンスの注意点③
カラーリンスは、通常のカラーに比べると放置時間も短く頭皮へのダメージも少なそうですが可能であれば頭皮にベッタリとカラーリンスが付くような使い方はしない方が賢明です。
毛穴の詰まりの原因やアレルギーなどの可能性もあるので頭皮には付かないぐらいのイメージでの使用をオススメします。
グレー系カラーリンスのメリット・デメリット
こんな風に手軽にできるカラーリンスですが良いところも悪いところもあるのでご紹介。
グレー系カラーリンスのメリット
・徐々に染まるので施術した部分と生えてくる白髪との境目が目立ちにくく自然な仕上がりになります。なのでどのタイミングでも辞めやすく白髪染めを徐々に辞めていきたい人にもオススメです。
・トリートメント成分も入っているので髪へのダメージも少なく済むことが多い。
・家で手軽にでき、しかも所要時間も短いので仕事で忙しい人にもおすすめです。
・美容院で染めるよりも遥かに金額を抑えれるのでかなり経済的。
グレー系カラーリンスのデメリット
・一回でしっかり染まるものもあるが基本的には希望の色までは数回しないとならないので手間。
・自分好みの色味になっても持ちは短いのでキープするために週一ぐらいでカラーリンスをしないといけない。
・後ろは見えないので手探り状態になり襟足に白髪が多い場合は、慣れるまで少し難しい。
・カラーリンスをしている状態でお店のカラーをしてもらおうとすると仕上がりに影響が出てしまう可能性がある。
・お風呂の壁やタイル・お風呂上がりのタオルなど髪以外が染まってしまう事。
個人的なカラーリンスのおすすめ使用方法
まず自分の白髪の量が何%ぐらいあるのかを確認します。自分では難しいので散髪に行った時に聞いてみても良いでしょう。
もし、白髪の割合が10%以下ならしっかり時間を置いても良いですし、1分半放置でジェルもしくはグリースなどの水分が多いスタイリング剤でセットすると一層白髪が馴染んでカッコよくなるのでおすすめです。
白髪の割合が30%ぐらいだとしっかり時間を置くのは控えて塗ってすぐ流すを繰り返して好みの濃さを見つけましょう。その時も青系や赤・紫になってしまうようならすぐに他の商品を使うようにしてください。
白髪の割合が50%以上の人は、カラーリンスなどで染めずに白髪を活かす方向の考え方をオススメします。白髪は、かっこいいんです。





