どうも。
今回は、美容室やバーバーに行けば必ずと言っていいほど見かけるほど人気の『ルベル トリエ エマルジョン』について、今さらながら徹底的にレビューしていこうと思います。
「ワックスなのにポンプ式?」 「エマルジョンって結局なんなの?」 「番号(6・8・10)の違いがイマイチわからない…」
そんな迷えるスタイリング難民のために、今回はこの名作シリーズの主力である6・8・10をピックアップし、忖度なしにお伝えします。
先に結論を言っておくと 「とりあえずこれ買っておけば、大事故は起きない」 それくらい完成度が高いアイテムです。しかしながら、弱点がないわけではありません。
それも含め詳しくご紹介します。

そもそも「エマルジョン」とは何なのか?
まず、この商品の最大のアイデンティティである「エマルジョン」という形状について触れておきましょう。
通常のワックスは「固形油分」が主成分ですが、このトリエは名前の通り「乳液(エマルジョン)」ベースとなっており。要するに、水分と油分がバランスよく混ざっている状態です。
これが何を意味するかといいますと、
- 髪への馴染みが非常に良い:水分を含んでいるため、髪にスッと入っていき毛束が細く軽い印象になりやすい。
- 伸びが良い:固形ワックスのように手のひらで温めて溶かす手間が不要なのでセットが楽で時間も短く済む。
- 洗い落ちが良い:これについては後述でも詳しくお話ししますが、最大のメリットと言ってもいいぐらい洗いやすいです。

この「使いやすさ」に特化した設計こそが、トリエ エマルジョンがロングセラーな理由であり実際使ってみて他のワックスとの違いに感動するポイントです。
【共通スペック】香り・容器・成分
■ 香り:ラ・フランス&蜜りんご
これに関しては「万人受けの爽やかさ」と言っていいぐらいベストです。
甘すぎず、キツすぎず、清潔感のあるフルーティーな香り。メンズがつけても全く嫌味がないし、女性からも評価の高い商品です。
スタイリング剤特有の「油臭さ」を見事に消しているので不快感0で使用できます。
■ 容器:ポンプ式の率直な感想
この商品の特徴でもあるポンプ式のメリットは、常に一定量を出せること。これは朝の忙しい時間にはとても助かるし慣れれば無駄なく適量を出せるので経済的。
デメリットは、最後まで使い切るのが少し難しいこと。そして、長期間放置すると吐出口が固まって「プッ」と変な方向に飛ぶことも。
ウメ夫セットするのが1ヶ月に一回などの方は使う前に一度出口が固まってないか確認しましょう。
■ 成分のキー:シアバター配合
トリートメント効果としてシアバターが配合されています。スタイリングしながら保湿もできるため、筆者のようにパサつきやすい髪質には特に違いが実感できました。
各番号の徹底比較&選び方
ここからは、主役である6・8・10のそれぞれの特徴と、どんな人に向いているかを解説していきます。


① トリエ エマルジョン 6
「存在感のある動き・立体感メイク」
- セット力:★★★☆☆
- ツヤ感:★★★★☆
- 操作性:★★★★★
【レビュー】 シリーズのド真ん中、基準点となるのがこの「6」。 セット力は「そこそこ」。ガチガチに固める力はないが、髪の毛に自然な束感と動きを与えるのが得意です。



注目すべきは、その「トリートメントワックス」的な質感。
パーマスタイルの人が使うと、乾燥した毛先に水分を与えつつ、ウェーブを綺麗に戻してくれます。
ショート〜ミディアムヘアで、「キメすぎないけど、ちゃんとセットしてる感」を出したいならこれ一択で間違いありません。
ただし、軟毛の人がこれだけで立ち上げようとすると、セット時は良くても時間が経つと重みで潰れる可能性があるのでご注意を。あくまで「流れ」を作るものだと考えましょう。
【おすすめユーザー】
- パーマをかけている人(特にツイストスパイラルなどの質感出しに最適)
- ミディアムヘアのセンターパートやマッシュの前髪などを流したい人
- パサつきを抑えたい人


② トリエ エマルジョン 8
「ハードな動き・強調メイク」
- セット力:★★★★☆
- ツヤ感:★★★☆☆
- 操作性:★★★★☆
【レビュー】 個人的に「メンズのショートヘアにおける最適解」だと思っているのがこの「8」。 「6」よりも油分が少なく、セット成分(ファイバー的な要素)が強くなっておりそれがまたちょうどいい。
手に取った瞬間は柔らかいが、髪に馴染ませていくと徐々にホールド感が出てくる「時間差セット力」とゆうのも焦らずスタイリングできる嬉しいポイント。



束感が作りやすく、かつ重たくなりすぎない絶妙なバランス。
30代〜40代の大人の男性が、清潔感のあるビジネスショートを作るなら間違いなくこれをオススメします。
キープ力もある程度あるが、強風に耐えられるほどではない。絶対に崩したくない日はヘアスプレーとの併用しましょう。


【おすすめユーザー】
- ショートヘア全般
- 束感をしっかり出したい人
- ワックス選びに迷っているメンズ


③ トリエ エマルジョン 10
「ハードな立ち上げ・しっかりメイク」
- セット力:★★★★★
- ツヤ感:★★☆☆☆
- 操作性:★★★☆☆
【レビュー】 シリーズ最強のセット力を誇る「10」。 これはもはやエマルジョンというより、「液状化したハードワックス」とゆう印象。
出した瞬間は液状だが、髪につけた瞬間にガチっとくる。「8」よりも揮発が早く、すぐに固まるイメージ。その分、立ち上げ力やキープ力は段違いです。



ベリーショートや、軟毛でどうしても髪がペタンとしてしまう人は「10」の使用感にきっと満足いただけます。
10の特徴として「ドライな質感」があり「6」や「8」にあったウェット感が抑えられ、マットで力強い仕上がりになっています。
黒髪短髪の男らしさを強調するには最高ですが、馴染ませるスピードが大事になるため、慣れるまでは少し使うのが難しいと感じる人もいるかも。
【おすすめユーザー】
- ベリーショート〜ショート
- 軟毛・猫っ毛でボリュームが出ない人
- 一日中セットをキープしたい人
- とにかく髪を立たせたい人
決定的なメリット:圧倒的な「洗い落ち」の良さ


美容師がこの商品を勧める理由の1・2位に上げるのが「シャンプー1回でもしっかり落ちる」。
通常のハードワックスは油分と樹脂の塊なので、2回シャンプーしないと落ちないことも多くめんどくさい上に髪に残ると痛みの原因にもなってしまいます。
しかし、トリエ エマルジョンはベースが「水と油の乳化物」なのでお湯ですすいだ時点で7〜8割は落ちるとゆう圧倒的洗いやすさなんです。
これは毎日のことなので地味に大きい。頭皮や毛穴の詰まりなどの心配も減るし、シャンプーの節約にもなります。特に「10」のようなハード系でこの洗い落ちの良さは、他メーカーを見渡してもかなり優秀な部類です。
結局どの番号を選んだらいいの?


長々と書きましたが、選び方はシンプルです。
- パーマスタイル、色気のあるミディアム 、センターパート→ 【6】
- 王道ショート、ビジネスマン、万能型 → 【8】
- ベリーショート、立ち上げ命、軟毛 → 【10】
オススメの使い方
慣れてきたら混ぜてみましょう。 例えば、「8のセット力が欲しいけど、6のツヤ感も欲しい」という時。 トリエ エマルジョンは同じ基剤で作られているため、混ぜても分離しません。
8を2プッシュ + 6を1プッシュ、といった具合に自分の髪質やその日の気分に合わせて「My トリエ」を作ることができるので試してみてください。
他にもグリース系・特にクールグリースなどとトリエ10を混ぜたりするのもめちゃくちゃオススメです。


まとめ
ルベル『トリエ エマルジョン』は、発売から時間が経っても色褪せない名作です。 「ポンプ式」というギミックに目が行きがちですが、その本質は「誰でも失敗せずに、そこそこのクオリティが出せる操作性」と「ストレスフリーな洗い落ち」にあると考えられます。
朝のスタイリング時間を短縮したい、ベタベタしたワックスは嫌いだ、という人は、一度この「プッシュするだけ」の快適さを味わってみてください。 おそらく、もう缶の蓋を回して開ける生活には戻れなくなるでしょう。






